お礼の手紙の書き方と文例

弔電の礼状

 

 

お礼の手紙の中には弔電の礼状、お見舞いなども含まれます。こうした場合は特にマナーには気をつけたいものです。

 

「謹啓 このたびは亡き祖父○○の葬儀に際し、ご丁寧な弔電をいただき、誠にありがとうございます。
生前親しくしていただいた○○様のお心遣い、温かいお言葉に、祖父もきっと喜んでいることと思います。ここに滞りなく葬儀が済みましたことをご報告申し上げ、また、生前賜わりましたご厚意に、あらためて深くお礼申し上げます。
本来ならお目にかかり、直接挨拶を申し上げたいところですが、弔中のため、略儀ながら書中にて失礼いたします。感謝を込めて。
敬白 平成○○年○月○日 氏名」

 

となります。お見舞いの礼状の場合。

 

「前略 先日はお忙しい中、わざわざ足をお運びくださり、ありがとうございました。ご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。
日頃不摂生をしているつもりではありませんでしたが、何が起こるかわからないものだと痛感しております。
自由に体が動かない中ですが、○○様はじめ、皆様から温かな思いやりをいただき、それが何よりも励みとなりました。
○月○日におかげさまで退院できることになり、家族ともども嬉しい思いです。また元気な姿でお会いできるよう、しばらく静養に努めます。
○○様とご家族の皆様におかれましても、お体に気をつけてお過ごしくださいませ。まずは書面にてお礼まで。感謝を込めて。草々」となります。